飲食店を開くまでの準備から開店まで

飲食店を開くまでの準備から開店まで

飲食店開業の前には、やることがたくさんあります。
いきなりお店を作って開店することはできません。

 

では飲食店開業の前にやることとは、具体的にどんなことなのでしょうか?
開店までに必要な準備について紹介します。

 

まずは物件を見つける

飲食店を始めるとなれば、まずはお店となる建物、物件を見つけないといけないと考える方が多いと思います。

 

もちろん間違ってはいないのですが、それよりも先に開業するお店のコンセプトを考えましょう。

 

どんなメニューを提供し、メインとなる客層はどの層なのか、さらには各メニューの価格はどの程度にするかなど、コンセプトとして考えることはたくさんあります。

まずコンセプトが固まっていないと理想的な物件も探せませんし、事業計画も立てられません。

ある程度のコンセプトは決まっているという方も多いと思いますが、まずはそのコンセプトをさらに具体的にしていきましょう。

 

他の作業はその後でもかまいません。
コンセプトが決まったら、コンセプトに基づいて事業計画を立て、同時に物件探しを行っていきます。

 

事業計画では開業に必要な資金の額をはじめ、開業後の収支のシミュレーションなどを作ります。

コンセプトが決まっていればこれらも考えやすいですし、物件探しを並行して行うことで具体的な資金もわかりやすくなります。

 

物件探しは不動産屋にお願いしつつ行うことになりますが、コンセプトにマッチした建物がすぐに見つかるとは限りません。
家賃などの兼ね合いもありますから、時には妥協する必要も出てくるでしょう。

 

コンセプトを基本にしながら、妥協できる点を見つけることも大切です。
とにかくまずはコンセプトを決め、コンセプトから事業計画を立て物件を探すようにしましょう。

 

次に資金調達を行います

必要な資金が明確になったら、後はそのお金をどうやって用意するのか考えるわけです。
自己資金を使える場合もあるでしょうし、銀行から融資を受けるという場合もあるでしょう。

 

資金調達の方法はさまざまですが、いずれにしても開業からお店を運営していくためのお金が無いと始まりません。

 

金融機関から融資を受ける場合、審査に通って実際にお金が手元に入るまでに時間がかかることもあります。

 

すぐに融資してもらえるわけではないので、余裕を持って資金調達を行うようにしましょう。

 

もし身内や知人からお金を借りる場合は、後でトラブルにならないよう返済方法や返済時期についてもしっかり話し合っておくことが大切です。

 

親しい仲だからといっても適当に済ませてしまわないよう注意しましょう。

 

飲食店経営では資格も求められます

たとえば食品衛生責任者の資格や、店舗の規模によっては防火管理者といった資格が必要です。
防火管理者の資格は、店舗の収容人数が30人以上の場合に必要となります。

店舗の規模がこの条件を満たしている場合、防火管理者の講習を受けて資格を取っておきましょう。
講習は1日、もしくは2日もあれば終わるため比較的時間をかけずに取得できます。

 

食品衛生責任者はすべての飲食店で必要で、必ず1人はこの資格を持っていないといけません。
店の衛生管理を行う重要な立場ですので、経営者自身が取得するケースも多くなるでしょう。

 

特に自分がお店に立つ場合は、この資格を持っていると、従業員にも衛生関係の指示が出しやすくなります。

 

保健所で講習を受け、最後にテストを受け合格することで取得できます。
ちなみに飲食店というと調理師免許が必須と思われがちですが、実は調理師免許はなくてもかまいません。

 

実際に調理をする人も調理師免許を持っている必要はないので、あくまでも任意の資格です。
時間に余裕があったり、せっかくだから取得しておきたいという場合に取得を考えれば良いでしょう。

 

資格を取得して本格的始動

必要な資格も取得したら、いよいよ開業に向けて本格的に動いていきます。
メニューを決定し、店舗に必要な設備や備品を揃え、飲食店開業に必要な各種手続きを行っていきます。

 

店内の内装なども細かく決めていく時期です。

 

自分1人でお店をやるなら不要ですが、そうでなければ求人を出して人も集めます。
自分が経営者に徹する場合は、店長を含めた従業員が必要です。

 

人が集まったらお店のコンセプトを伝え、接客についての注意点など、いわゆる社員教育を行います。
さらにオープンに向けてお店のアピールも必要ですので、チラシを出したりwebサイトを開設したりなど、販促活動も行いましょう。

 

これらも完了すればいよいよお店をオープンできます。

 

飲食店開業ではやることが非常に多く、とても大変な時期でもあります。
資格を取得したり、各種手続きを行ったり、人を集めたりととにかく忙しくなりますが、準備をしっかりするかどうかが成功の鍵を握ります。

 

せっかくのお店が閉店になってしまわないよう、準備は入念に行うことが大切です。
初めての開業の場合はわからないことも多いと思うのですが、書籍を活用するなどして1つ1つを済ませていきましょう。


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